gold prince❤

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....もうすぐ、10月が終わる。

それがどんなことを意味するのか

今の私には、考えなくてもわかるほど、

毎日そんなことばかり考えている。

今の学校も後5カ月で終わるんだ、、、

校舎の周りには、たくさんの桜の木が

立っている。


その周りでハシャグ生徒たち。//////


桜の木はまだ秋だから枝の状態。
心が入ってない私みたいだった。


、、そういえば、新しい学校は。確か。。。


―――― 桜ケ丘。――――

学校の名前が桜なんだから、

次の学校もきっと桜を見ることができるよね。

そんな呑気なことを思っていると、


急に後ろから大きな声がした。


!!!!!!

「梨沙、!!!引っ越すって、本当なの?」


そこにいたのは、南瑠だった。

―――え=なんで?南瑠は隣のクラスぢゃ、、、

「なんで南瑠がいるの?」

「!!そんなことどうでもいい!!

 引っ、越すっ、、て、本、当、なの、、?」

途切れ途切れに話す南瑠は、

涙目になっていた。

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嘘はつきたくなかったから、

本当のことを話すことにした。




「うん。 でも来年だし、

 ここから近いから、いつでもあ、え、、、


!!!ドン!!!

「馬鹿!!」

声を遮るのと、南瑠が机を叩いたのは

ほぼ同時だった。/////////

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