姫のさがしもの。


壇上にのぼり、

演台で一礼をしてから


私はプレゼンを始めた。




緊張しながらも、

間違えないように



ゆっくり、丁寧に

説明をした。




途中、

何度か
カメラのフラッシュを浴び、

眩しさを感じたが、



眩しさで記者の顔が
よく見えなくなる方が


緊張を少しでも
抑えることができて



私には好都合だった。
< 97 / 544 >

この作品をシェア

pagetop