Memorial address
そしてお父さんが夜8時くらいに
「話があるから2階に来なさい」
と低い声で言った。
あたしは、
いや…きっとお姉ちゃんも
嫌な予感を察したに違いない。
案の定2階に行くと
もうすでにお母さんは
泣いて目が赤く腫れていた。

聞きたくなかった。

あの時もしもあたしが聞かなかったら
あたしは今まで見たいに心から笑って
おばぁちゃんに会えていたのかな?

だけど聞かなきゃいけなかったんだ。

おばぁちゃんが…癌だということ・・・。



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