甘い甘いケーキはどう?短編集
⑤高校同窓会2
同窓会もお開きという時間になった。
二次会もあるみたいだけど、私はもう帰ることにした。
「真菜~二次会行かねぇの?」
ノブに聞かれた。
これ言って良いのか悩んだけど、まぁいっか…
「うん…彼氏が迎えに来てくれるから…」
そう、さっき蒼斗くんから電話があったんだ…
―――…
同窓会も終盤に差し掛かった頃バイブにしていた携帯が震えた。
『もしもし…?真菜?』
「蒼斗くん?どうしたの?」
蒼斗くんの声ば不機嫌゙
『まだ…終わんねぇの?』
「同窓会?…う~ん…もうそろそろ終わりかな?」