甘い甘いケーキはどう?短編集
「いいじゃ~ん!!
私蒼斗のこと好きなんだもん。
付き合ってよ~」
「無理。俺、女いるし」
酔っ払って今にも眠りそうなのにそれはしっかり言っていた。
「じゃあ、二番目でもいいよ♪
彼女に黙ってればバレないよ~」
あの女しつこい!!!
俺もイライラしてきた。
「真菜以外は無理。
真菜しか女に見えねぇし。」
蒼斗がそう冷たく言うと女は悔しそうに
「ばか!!」
って言いながら蒼斗を突き飛ばした。
蒼斗はそのままそこで寝てしまいそうになったから、俺は急いで蒼斗を起こした。