甘い甘いケーキはどう?短編集
体が離れてしまって、私はもっと抱きしめてほしいと思ってしまった。
でも、私は言い出せなくて…
うつむき気味に蒼斗くんの服の袖をいじいじ…
「ん?」
それに気付いた蒼斗くん。
「…」
「抱っこしてほしいの?」
若干笑いながら言われてしまった。
「////違うょ……
ギュッて…してほしい…なって」
「はは。だから抱っこだろ?」
意地悪だ!!!
「///………うん。
抱っこして?」