セカイのすべて。
過ぎて行く日々の中で。
「おはよー」
「うぃーっす」
いつものように挨拶が交わされる。

「ほんと、今日もあっついねー」
「今日でそのセリフ何回目だよ・・・」
あたし達は下らない会話をしながら、教室へと歩いていく。



9月1日。
2学期が始まるこの日から、あたしの時計は動き出した。
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