激甘★ラブストーリー





「けんちゃ…ん…」





けんちゃんは、あたしと同い年で あたしの家のすぐ隣に住んでいる



昔っからすごく仲がよくて、ほとんど兄弟のように育った



だから、互いの家に遊びに来ることも日常茶飯事で……





高校生になった今でも、よくお世話になっている









「けん…ちゃん…」





けんちゃんの顔をみたら、またさらに涙があふれた





「……どした?何があった…?」





けんちゃんはそう言いながら、あたしの方に近づいてきた





「あの……ね、」



「ん?」

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