Self-indulgent.go.go!
「…あたしと梓さんって、今、どんな関係?」
叔母と姪。
それはいつまでも変わらない。
あの男とあたしが、永遠に親子である様に。
「…ねえ、何だと思う?どんな関係?」
鼻先を掠めるのは、ひんやりとした風とハイライトの紫煙。
胸を掠めるのは、不安や喪失感ではなく、只ぼんやりと感じる切なさ。
「…こんな関係だよ。」
サングラスを外して、梓さんはあたしに微笑んでそう言った。