Self-indulgent.go.go!
今日は平日。
本当ならばあたしは、高校へ通っている時間帯。
欠席届は出してある。
どこかへ行くのなら、次に出すのは退学届だろうか。


「行くのは今日だけ?それともずっと?」


選択肢が述べられる。
選ぶのは、あたし。
選べるのは、一つ。


「…ずっと、かな。」


その応えに、紫煙が揺らめく。


「じゃあそうしようか。」


サングラスの奥はきっと、それは楽しそうに歪められていることだろう。
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