Self-indulgent.go.go!
▼white & blue
目の前のガラス越しに広がる高い空は青く、もくもくとした入道雲は気持ちがいいまでに白い。
「夏だねえ。」
そのコントラストに目を細め、サングラスを額にずらした。
「年寄り臭いな。あんたまだ16でしょ。」
「梓さんは34だよね。」
たまにはあたしだって上手く切り返してみせる。
「まだね。」
にやりと笑んだ表情に、どうやらまたもや適わなかったらしいことを悟る。
「夏だねえ。」
そのコントラストに目を細め、サングラスを額にずらした。
「年寄り臭いな。あんたまだ16でしょ。」
「梓さんは34だよね。」
たまにはあたしだって上手く切り返してみせる。
「まだね。」
にやりと笑んだ表情に、どうやらまたもや適わなかったらしいことを悟る。