愛してる






今、若いアタシと誠は密室に二人きり。







『何か、飲む?』

『え!?う、うん。』

『・・・大丈夫だよ。』




な、何が!



誠はアタシを抱き寄せて耳元で言う。




『いきなりは、しないから。』






な、ななななな!?





『アタシ別に・・!』

『うん、わかってる。』




だから、何が!?!?









『なぁ、子供できたら名前何がいい?』

『子供!?!?』

『あ、いや、別につくるとかじゃなくて。』


『・・女の子だったら、ゆずがイイ!可愛いし!男の子だったら翔とか蓮かな!!』



『そっかぁ。』









何でいきなり子供の話・・・。





< 23 / 40 >

この作品をシェア

pagetop