愛してる
今、若いアタシと誠は密室に二人きり。
『何か、飲む?』
『え!?う、うん。』
『・・・大丈夫だよ。』
な、何が!
誠はアタシを抱き寄せて耳元で言う。
『いきなりは、しないから。』
な、ななななな!?
『アタシ別に・・!』
『うん、わかってる。』
だから、何が!?!?
『なぁ、子供できたら名前何がいい?』
『子供!?!?』
『あ、いや、別につくるとかじゃなくて。』
『・・女の子だったら、ゆずがイイ!可愛いし!男の子だったら翔とか蓮かな!!』
『そっかぁ。』
何でいきなり子供の話・・・。