three times love 〜alrue〜
「何が?」
水平線を眺めながら呟いたオレに
ようやくナオの口は開いた
『秘密』
「ケチ」
そう言って
ナオは持っていたコーヒーを開けた
「レイ、ミルクティーは?」
『もう無くなった』
「新しいの買ってこようか?」
『いいから。海、見てて』
「喉乾かない?」
『ナオのがまだある』
そんな事
どうでもよかった
それでもナオは
また考え出した
さっきとは違う
真剣さの欠片もない
変な顔で…
水平線を眺めながら呟いたオレに
ようやくナオの口は開いた
『秘密』
「ケチ」
そう言って
ナオは持っていたコーヒーを開けた
「レイ、ミルクティーは?」
『もう無くなった』
「新しいの買ってこようか?」
『いいから。海、見てて』
「喉乾かない?」
『ナオのがまだある』
そんな事
どうでもよかった
それでもナオは
また考え出した
さっきとは違う
真剣さの欠片もない
変な顔で…