もう一度、はじめから
なんでもスタートというのは慌ただしい。年初め然り、仕事始め然り。
後期が始まったあたしたちも例外ではなく、履修登録の訂正やら新しい授業やらで何かと慌ただしい。
そんな忙しい1日を終え、いつもあたしたちは自分たちの時間を過ごす。
「空いてる〜?」
「んー……。あっ!空いてる空いてる!」
「じゃぁ取って」
あたしたちは放課後、大体隣同士の練習室をとり、いつもラストまで練習していく。あたしはたまにボリュームがでかいと、桃に怒られるが。
今日も2人で隣同士の部屋を取り、それぞれ部屋に入った。そして、5分もしないうちに、隣から桃のドビュッシーが聞こえてきた。
あたしはしばらく桃の音に耳を傾け、そして、自分の練習をはじめた。
後期が始まったあたしたちも例外ではなく、履修登録の訂正やら新しい授業やらで何かと慌ただしい。
そんな忙しい1日を終え、いつもあたしたちは自分たちの時間を過ごす。
「空いてる〜?」
「んー……。あっ!空いてる空いてる!」
「じゃぁ取って」
あたしたちは放課後、大体隣同士の練習室をとり、いつもラストまで練習していく。あたしはたまにボリュームがでかいと、桃に怒られるが。
今日も2人で隣同士の部屋を取り、それぞれ部屋に入った。そして、5分もしないうちに、隣から桃のドビュッシーが聞こえてきた。
あたしはしばらく桃の音に耳を傾け、そして、自分の練習をはじめた。