汚れた日本
彼らは、女性が好きなのではなく、女性を愛する自分を好きなのだと思う。

言い方を変えれば、極度のナルシスト!
恋をする自分に酔っているような感覚。
だからこそ、その恋が終わると、相手の女性に対して、

よく僕をここまで傷つけたな。。。

または、

俺のこの時間を返せ!

などと、相手を攻めることが多々ある。
自分は正当化し、相手を非難する幼稚な考え。

自分の何が悪かったか、または、なぜ終わってしまったのかを考えず、結果だけを見て、相手を追い詰める。

いわゆるストーカ―的な愛し方。

そういう背景が想像できる。

今の世の中には、犯罪になっていないケ―スでも、このような被害を訴える人が多くいる。

幼稚なまま大人になってしまっているからこそ、相手の気持ちなどを考えることが出来ない。

相手を攻めることで、自分を正当化し、反省をしないまま次の恋愛に進む。

そして成長もしないまま、次の恋愛をすることによって、また同じような問題で悩む。

それの繰り返し。

人を愛するということは、良いことばかりではなく、恨みや憎しみも生むことがある。

よって、自分の寂しさを恋人に補ってもらおうとする恋愛は、最初は上手くいくが、あまり長くは続かない。

相手が仕事などで忙しくなった時、仲間や友人達との付き合いを優先された時、遠距離で思うように会えない時、恋愛をしていても寂しく感じることは多々ある。

そのような時に、相手を攻めるようなことをしたら、相手はあなたを、

面倒な奴だ。。。

または、

わかってくれないんだ。。。

っと、思うでしょう。。。

ある程度、自立した状態でお付き合いをしないと、相手に重荷に感じさせてしまったり、窮屈な恋愛になってしまうので、恋愛自体にストレスを感じさせてしまうのでは?

まずは、自分の主張も大切だが、相手の意見や思いを認める心を持たないと、恋愛は長続きしないですし、良い関係だとは言えないと私は思います。
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