蒼翼記


おやしきをでようとしたら、いろんな人達がおいかけてきた。








いつもおじさんのおせわをしてたおじいさん。


もんのところに立ってるおにいさん。


おようふくを着せてくれたおばさん。











みんな、すごく怖い顔をしてた。







「――!お前だけでも逃げ…」





木でおもいきり頭をたたかれて、おとうさんはたおれた。




「――、逃げ…ろ……」



みんなが、いっせいにおとうさんをなぐったり、さしたり、




『ち』が、






真っ赤な『ち』が、



めの前を赤く…











赤く…

赤く赤く赤く赤く赤く赤く赤く赤く赤く赤く赤く赤く赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤…………
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