秘密~先生~
最後のデートで、留衣は言ったよな・・・。

『もう、先生の事キライになったから別れて。だって、先生と居ても、ちゃんとしたデートとか出来ないじゃん。つまんないもん』

後ろを向いて、そう言った・・・。

あの後ろ姿が、鮮明に焼き付いて、頭から離れないんだ。

留衣、俺は今でも留衣が好きなんだ・・・。

ヤバイくらいに好き・・・。

俺のモノになるなら、その色白で小さくて細い体の線も、俺のモノだと自慢したいんだ・・・。
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