†シークレット・ラブ†
「祥子、どうしたの?」
「えっ?なにが?」
「またボーとしてたよ。」
真奈美と直美が、ケーキを頬張りながら、あたしの顔を見つめていた。
「ごめん、ボーとしてた?」
「最近変だよ。祥子」
「何でもないよ。真奈美」
「そう?ならいいけど。何かあったら言いなよ。あたし達、友達なんだから」
「そうだよ。遠慮したらダメだからね。」
「ありがとう─…
真奈美…直美…
2人に出会えて、ホント良かったぁ─…」