†シークレット・ラブ†

「もう祥子ったら。なに泣きそうになってんの?食べるようケーキ。せっかくのバイキングだからねぇ。

元取りまくらなきゃ。」


「そうだよ。あたしなんか、もう3個食べちゃったよ。次なに食べようかなぁ~」


「直美ぃ─…

こないだダイエットするって言ってなかった?食べ過ぎだよぅ~」


「いいのよ、真奈美。
また、明日から頑張ればいいんだから」


「これなんだからぁ~ホント、いつになったら本気になるのやら…」



そんな2人の会話を滲んだ涙を拭いながら


のんびり過ぎていく時の流れを感じていた。




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