†シークレット・ラブ†

他愛のない久しぶりの夫婦の会話をしながら食事を終えた。

「ごちそうさま。凄く、美味しかった。」


「そう、よかった。喜んでもらえて
俺も嬉しいよ。

じゃあ、そろそろ行くか─…」



「えぇ~。」


席を立ち窓越しに見る夜空に視線を移したら、下弦の月が浮かんでいた─…





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