†シークレット・ラブ†


誠司が支払いを済ませレストランを後にして、エレベーターのボタンを押した時だった─…








「───…誠司。。。」





見知らぬ女性が、潤んだ瞳で誠司を見つめていた─…


誰…?



「──……裕美……」



『裕美』という女性を見つめる誠司の瞳に



あたしの心に
言葉にできない程の

胸騒ぎを感じた─…


ねぇ─…
誠司─…


あなたの心には今



誰がいますか─……?





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