†シークレット・ラブ†


心が──…
寒いよ…




誰か──…



誰か─あたしのそばにいて───…




あたしを──…


抱きしめて──…


「だれか──…」




目の前の景色が揺れ
次第に遠のく意識の中


足元から崩れ落ちる体を受け止めてくれたのは




遠い昔に忘れていた



あなたの腕の



ぬくもりでした…。






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