†シークレット・ラブ†

君が傘を返しに来てくれた日


僕は、君の細い腕を掴み


僕の腕の中に
抱きしめたかった…



教室で
君の姿を見つけた時


君の視線を感じながら



僕の指先は常に震えていたんだ…





君の中に
僕の記憶が失われていても



僕の中に
君の記憶が消える事がなかった…





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