†シークレット・ラブ†

「しょう…雨沢さん!」


彼女に駆け寄り、崩れ落ちていく体を受け止めた…


「大丈夫ですか!?雨沢さん!」


うなだれた頭を少し上げ僕を見た君の瞳は、涙で濡れていた…


君は、どうして泣いているの…?

なにが君を苦しませているの…?

聞きたい言葉を呑み込み


君の震える小さな肩を抱きしめた…





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