†シークレット・ラブ†
「雨…」
スーパーの帰り道
突然降り出した雨の中
傘も持たずに出掛けてしまった事を悔やみながら、止まない雨を眺めてた。
空にはまだ雨雲が広がっていて
時折、雷が響いている。
ゴロゴロ…ゴロゴロ…
嫌だなぁ…
雷、苦手なのに──…
ゴロゴロ…ゴロゴロ…
ピカッ!っと空が光ったと思えば
凄まじい音と共に、稲妻が遠くの空に光って消えた──…
「キャ…」
怖すぎる…