†シークレット・ラブ†
「ごめんな…祥子…
ごめんな──…」
だけど…
あたし達
2人は…
気づかぬうちに
2人だけの世界だった
心の中に
違う他の誰かの存在に気づき
その想いを
消す事ができなくて
どこかで
自分の心を
誤魔化して
生きてきたのかもしれないね…
ねぇ…
誠司…
あなたの心の中に
あたしは
あたしは
いましたか…?
あたしは…
あたしは
あなたを
あなたを…
───…愛していたよ…。