妖精の羽†
「やばいやばいやば〜い!!急がないと…自分速く!!」



って言っても…キツイ!だって家は…長い階段をのぼらないといけないから!



………



!!



「ってこれ…どぉなってるのーー?!」



あたしが叫ぶのも無理はない…だって目の前にあったのは…あたしの“家”だったんだから…



ん?家に続く階段を登ったんだから当たり前じゃないか?



…ふっざけるなぁー!!
だってあたしの家は…階段を2759段登らないとないはずなのに…まだ1759段しか登ってないんだから…



「…って…浮いてる!?ありえないー!!!」



しばらくあたしは状況を理解出来ずにその場に立ち尽くしてしまった。
< 5 / 21 >

この作品をシェア

pagetop