別れた恋にさよならを

『これは俺の考えなんだけどな？

別れた恋をいつまでもひきずっててもつまらないし、時間の無駄？　だと思うんだ。
それなら、失敗した部分を新しい恋では上手くやりてーとか思ってる。


まっ、分からないけど･･････
俺らは、今のことを楽しまねー？
じゃなきゃやってられないだろ、人生さ。辛いことばっかなのに』



本当、同い年なのに･･････
　　　　　　　大人だよね。
言うことがさ。

でも、実際･･････そうだよね。
別れた恋･･････過ぎた恋を引きずっていてもしょうがないんだ。
私は、それを経験にして･･････
もっといい恋に望みたい。

「うん！　過ぎたことは･･････
別れた恋も。
気にしない！　大和、今を精一杯楽しもうね？」
大和の腕に自分の腕を絡め、笑顔を向ければ大和も特大の笑顔を返してくれた――

　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　END☆