別れた恋にさよならを
『じゃぁ、俺と別れたのは・・・・・・
今の彼氏を好きになったから?』
違うよ・・・・・・?
大和を好きになったのは、今の高校に入ってからだもん。
別れたとき、中学卒業の時はまだ・・・・・・
琉生のことが好きだったよ。
「違う。
琉生と別れたのは・・・・・・――
琉生が私のために自分の夢を捨てようとしたからだよ?」
『ぇ・・・・・・?』
「水泳選手になりたいって言ってたじゃん。
なのに、水泳の強い学校から誘いが来ても・・・
全部断ってたよね?
私と同じ高校に行くからって」
『嘘・・・
彩夏、知ってたの・・・・・・?』
そりゃぁ、驚くよね?
私、何にも言わなかったもん。
ずっと、何も知らない振りして横で笑ってたんだから。
今の彼氏を好きになったから?』
違うよ・・・・・・?
大和を好きになったのは、今の高校に入ってからだもん。
別れたとき、中学卒業の時はまだ・・・・・・
琉生のことが好きだったよ。
「違う。
琉生と別れたのは・・・・・・――
琉生が私のために自分の夢を捨てようとしたからだよ?」
『ぇ・・・・・・?』
「水泳選手になりたいって言ってたじゃん。
なのに、水泳の強い学校から誘いが来ても・・・
全部断ってたよね?
私と同じ高校に行くからって」
『嘘・・・
彩夏、知ってたの・・・・・・?』
そりゃぁ、驚くよね?
私、何にも言わなかったもん。
ずっと、何も知らない振りして横で笑ってたんだから。