虹のかけら
『そんなんじゃぁ、ありません。』
真剣な顔で言った。
『お、おう。そうか。冗談だ、冗談。』
先生は少し戸惑っていた。
『そうだなぁ、あ!おい、関山?貸してやれ。お前ら仲、良いだろう。』
関山とは麻美の苗字だ。












少しの沈黙。


すると麻美が口を開いた。
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