君に伝えたい
………………大切な
友達だから………………
大好きな………………
大好きな………………
あたしの親友だから……
きっと……大切な人にああいうとこを見られると
こんな気持ちになるのかな?
こんな気持ちは初めてだから、
よく分かんないけど……
きっとそうなんだよね。
このモヤモヤとか
ドキドキとか
ズキズキとか
そんな感情が出来るのは
ハルが“大切な人”だからなんだ………
ずっとゆぶねに浸かってたら、のぼせてきたから窓を少しだけ開けた
まだ、少しだけ肌寒い風が吹き込んでくる。
……もうすぐ5月に入る。
少しは、暖かくなるかな?
夏が楽しみだな……!!
ノンキなあたしは、
ハルの事を想いながら夜空を見つめた。
この頃の空は、
深い 深い、藍色の空だった。
そこにうっすら見える一番星は、
闇に見える、たった一つの光の様で。
消えそうなくらいに綺麗だった。