あたしだけのダーリン
私はそこでは何も口を出さずに会話を聞いているだけにしました。
お昼休みって退屈な時に限って長く感じる。
まだあと15分もあるのか…
と軽く溜め息混じりに息を吐くと美希が
「愛実は気になる奴居ないの?」
え?と思った。
そこで私に話を振るの?
と思いつつも
「いや…居ないかな~」
と適当に答える。
「な~んだつまんな~い」
美希にそう言われたが…
本当は嘘。
気になる人なら居るんだ。
渡邊幸。
背は高い方で体格もしっかりしている。
あまり笑ったところを見たことはないのだが、いつも周りと楽しそうに話をしてる。
お昼休みって退屈な時に限って長く感じる。
まだあと15分もあるのか…
と軽く溜め息混じりに息を吐くと美希が
「愛実は気になる奴居ないの?」
え?と思った。
そこで私に話を振るの?
と思いつつも
「いや…居ないかな~」
と適当に答える。
「な~んだつまんな~い」
美希にそう言われたが…
本当は嘘。
気になる人なら居るんだ。
渡邊幸。
背は高い方で体格もしっかりしている。
あまり笑ったところを見たことはないのだが、いつも周りと楽しそうに話をしてる。