【実話】~17歳~浮気男を愛してる。


あたしは、アキヒロが行きそうな場所を回る事にした。

相手は車。

見つけても、逃げられるのは分かってたけどさ…



必死なあたしに気づいてくれるならいいや。と思えてた。





スッピンに、スウェット。

いかにも、"今起きました"って位にボサボサな髪。



でも…


そんなの忘れる位にあなたに会いたかったの。





"どこにもいない…"

諦めかけたときだった。

あなたの車があたしの前を素通りした…







なんの躊躇もなく…素通りした。



あたしに気づいてないはずがないのに…


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