【実話】~17歳~浮気男を愛してる。
-話し合い・ぶつかり合い-
車を確認して、すぐに乗り込む。
車内の匂いと、アキヒロの匂い。
無意識に、安心する。
「…クミはどうしたいの?」
『産み…たい。』
この時のあたしには、"産みたい"しかなかった。
それ以外考えてなかったから。
「でも…学校は?」
『辞めるしかないでしょ。』
「お前が産むって言うなら、俺は出稼ぎ行くよ。」
…
『…う…ん』
逃げるんだ-…?
一気に怖くなった。