【実話】~17歳~浮気男を愛してる。
「そうじゃなくて!…」
あたしを傷つけないように、"降ろして欲しい"って事伝えてるのは、よく伝わった。
でも、アキヒロがあたしを傷つけないようにしているだけ…
あたしは傷ついていた。
"頼りない。"
本当に、頼りなかった。
家まで送られて、あたしは置いてけぼり。
玄関の前で少しウロウロして…
思い切って家に入る。
自分の家に入る事が、こんなにも大変な事だなんて、考えてもみなかった。