【実話】~17歳~浮気男を愛してる。
そんなあたしの気持ちなんて、届くはずもなくて…
結局お母さんと2人きりで産婦人科へ…
もうすでにいないかもしれないのに、お腹をずっと撫でた。
"ごめんなさい"って
そんな事言ったって罪拭いにもならないのにね…。
あたしは、この時もまだ迷いがあった。
本当は産みたくて、産みたくて仕方なかったから。
休日だと言うのに、産婦人科はいつでも対応する。
一つの命を殺しに来たあたしを、
責めもせず…誉めもせず…
看護婦さんが迎えてくれた。