だいすき‥。


―‥翌朝

私はあのまま
泣き疲れて
寝てしまっていた。

朔からの
連絡がないかと
携帯を見るが
来ていなかった。

仕方なく
風呂に入り
支度をして
朔の家に向かった。

気持ちを伝えよう
そう決めていた。

朔んちにつき
車から降りようとすると
彼女らしき人と
朔が車の中で
キスをしていた。

私は口を手で押さえながら
家に戻った。


―‥チャララ♪

電話だった。


―‥鈴木 朔


私は電話を出ずに
電源を切り
ひたすら泣いていた。

20分くらい泣いて
私は化粧を直した。


「鈴!」


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