_残酷すぎるキミ_[短編]



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私は、あの日から泣かなくなった。




泣いている自分が、おろかに感じたから。




て言っても、泣くような理由すら、存在しない。





大好きだった図書室は、あれから一度たりとも入ってはいない。




嫌な思い出より、幸せだった思い出が多すぎるあの場所。




行ってしまったら、きっとまた、貴方を追いかけてしまいそうだから。





だけどね、




貴方の噂は今でも、何処に行っても途切れはしない。





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