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「友達できそう?」


あたしが、2人に問いただす


「まぁ、うち、璃万がいればいいや~」
「うちも、うちも~」
「え、それはダメでしょ。笑」
「はは。でも、うちら人見知りだからさ~」
「知らない人に話しかけられないよね~」
「そうなんだ。」
「佑美はどうなの?」
「回りの席の人、知らない男子ばっかで;」
「気まず~」


「そーいえばさ!!」
「ん?」
「先輩ってかっこいいのかな?」

男子に興味ありありな璃万が
興奮気味にこんなことを言い出す。


「ど~だか」
「のどか、興味無さすぎ~」
「絶対いないもん!」


「いるかもしれないよね~」


「え?」
「え?」


のどかと璃万があたしの発言に
目を大きく見開いた。


「佑美、興味あるの?」
「だって、先輩でしょ?」
「そうだけど…」
「興味あっちゃだめ?」

「佑美って恋愛に興味ない気がしてた」
「うちも、うちも」
「え、なんで?」
「だって、そういう話聞かないから」
「それは、あたしのタイプがいないだけ」

「まぁ確かに」
「ははは」



「2つ上が狙い目だよね」


このあたしの言葉を最後に

3人は解散して、家に帰る。



そう。あたしは

この年に賭けていたんだ



何年も探し続けた、、彼がいることを
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