粉雪2-sleeping beauty-
『待って!』
「―――ッ!」
俺の手首を掴み、千里は制止の声を上げる。
その瞬間、驚いて目を見開いた。
『…あたしの体…あの人の名前が入ってる…。
それでも…良いの…?』
「―――ッ!」
不安そうに、千里の瞳が揺れる。
だけど俺は、安心させるように笑い掛けた。
「…名前なんか入ってもなくても、お前は初めて会ったときからあの人のもんだったろ?
だけど俺は、それも含めてお前を愛してるから…。
今更、何言ってんの?」
『―――ッ!』
再び絡ませた舌の動きに合わせるように、千里は小さく声を漏らす。
それを合図にするように、ゆっくりとパジャマのボタンを外した。
あらわになる柔肌を、ただ綺麗だと思った。
本当に、息を呑むほど美しいと思う。
『…やだよ…恥ずかしいって…!』
手の甲で顔を覆いながら、千里は顔を背ける。
纏っている全ての物を剥ぎ取り、その姿を愛でた。
綺麗な白い肌に、作り物のように太ももに朱の色で薔薇が描かれ、
“隼”の文字が彫られていた。
その場所を、優しく撫でる。
「…ヤベェな…。
お前、最高だわ…。」
『―――ッ!』
「…俺のこと、ちゃんと見ろよ…。
俺の愛し方で、ちゃんと愛してやるから…。」
『―――ッ!』
ゆっくりと、その細い手首を掴み、首筋にキスをした。
這わす舌に、千里の体が小刻みに跳ねる。
「―――ッ!」
俺の手首を掴み、千里は制止の声を上げる。
その瞬間、驚いて目を見開いた。
『…あたしの体…あの人の名前が入ってる…。
それでも…良いの…?』
「―――ッ!」
不安そうに、千里の瞳が揺れる。
だけど俺は、安心させるように笑い掛けた。
「…名前なんか入ってもなくても、お前は初めて会ったときからあの人のもんだったろ?
だけど俺は、それも含めてお前を愛してるから…。
今更、何言ってんの?」
『―――ッ!』
再び絡ませた舌の動きに合わせるように、千里は小さく声を漏らす。
それを合図にするように、ゆっくりとパジャマのボタンを外した。
あらわになる柔肌を、ただ綺麗だと思った。
本当に、息を呑むほど美しいと思う。
『…やだよ…恥ずかしいって…!』
手の甲で顔を覆いながら、千里は顔を背ける。
纏っている全ての物を剥ぎ取り、その姿を愛でた。
綺麗な白い肌に、作り物のように太ももに朱の色で薔薇が描かれ、
“隼”の文字が彫られていた。
その場所を、優しく撫でる。
「…ヤベェな…。
お前、最高だわ…。」
『―――ッ!』
「…俺のこと、ちゃんと見ろよ…。
俺の愛し方で、ちゃんと愛してやるから…。」
『―――ッ!』
ゆっくりと、その細い手首を掴み、首筋にキスをした。
這わす舌に、千里の体が小刻みに跳ねる。