お星様に助けを求めて
数日後。
私は、輝彦くんに思いを伝えるために…
屋上に呼び出した。
ここにしたのは、始まりも終わりもここが良かったから。
「お待たせ和歌♪
…ん?どうかした?」
輝彦くんには、ここに来て欲しいとしか伝えてなかったから…
これから私が言おうとしていることを知らない。
でも私の顔色を伺って、わかったのかな?
…どんなことがあっても、私は伝えなきゃいけない。
このままじゃ、輝彦くんに酷いことをしたままになってしまう。
「…あ、あのね?輝彦くん。
私、他に好きな人が「森岡光聖」
「えっ!?」
「だろ?
…それじゃあ、俺勝ち目ないよな~」
「ゴメン…」
「しかも、両想いって?
ふざけんなよ!」