お星様に助けを求めて
でも、事件は発生する。
光聖はモテるわけで、女子はボタンを欲しがっている。
今だって…
「どこ行ったのかな?」
「第二は無理だとしても、せめてボタンが貰えればなぁ~!」
「ボタンじゃなくても何か貰えれば、それで十分だよ…」
「だよね~」
廊下に居る隣のクラスの子達の話声が、聞こえてくる。
これ、光聖のことだよね?
やっぱり、皆欲しいんだ(汗)
だから私は…ボタンを貰うのを我慢しようと思ってるの。
私は彼女であって、いつも光聖の側にいられるから…
皆も光聖との思い出があってほしい。
だって、その事で盛り上がってるよ…