お星様に助けを求めて

「和歌達、いつまで隠し通せるんだか?」


「隠すつもりは無いんだけどね。」



光聖と付き合ってるって、言ってもいいんだけど…
学校違うし。
今更その必要無いって言うか(笑)

結局、光聖に被害がありそうだし。
皆の光聖でいて欲しいから、別にもういいと思ってる。




「でも、ラブラブだよね…
学校に来るなんてさ、考えが同じだし(笑)
ってか、どんだけ逢いたいんだよ…」


「…////」



私も光聖に会いたくなっちゃって、光聖の学校に行ったんだよね。
1人では行く勇気が無かったから、菜穂に付いてきてもらったけど。
結局光聖は学校にいなくて、待ってたけど逢えなかった…

光聖と考えることが同じ…何か嬉しい!
でも考えが同じなら、逢いに来てくれたってことだよね!?


そんなことを、頭の中でずっと考えてた。



「はぁ~
和歌の周りに花が飛んでるように見えるんだけど…」

なんて、菜穂が呟いてたことを、一切知らない。
< 161 / 249 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop