お星様に助けを求めて

「ダメとは言えない…
あなたの気持ちがわかってしまうから。
…ねぇ?
約束してくれるかしら。」


「何を、ですか?」



凄い大変なことだったら、どうしよう…
そんなことを思っていたけれど、校長先生から言われたのは全く違うことだった。



「あなたのだって、大切な一人の人です。
第一に自分のことを考えなさい。
…このままでは、子供の為にあなたが死んでしまいそうだから。」


「はい。」


「それと、元気なあなたと赤ちゃんの姿を…
必ず見せに来ること!
いい?」


「はい!
ありがとうございます。」



こうして、私は中退した。


校長先生との約束を守る為にも…
元気でいなきゃね!
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