お星様に助けを求めて
「やっぱり、信じられないよ~(泣)
でも、お別れだよぉ…
光聖~嫌だよぉ!」
私の涙腺は、かなり緩んでいた。
たくさん泣いた。
涙が、止まらない…止まらない。
思わず、座りこんでしまった。
それに気付いた光聖のお父さんに支えられる。
「和歌ちゃん…
光聖も和歌ちゃんとお別れしたくない筈。
でも、ちゃんと挨拶しなさい。
このままの方が嫌じゃない?」
「はぃ゙…」
もう一度、光聖の顔を見る。
死んでるんだよね…
幸せそうな顔してるのに。
「光聖…バイバイ。」
辛いけど、私は精一杯の笑顔を作った。
そして、光聖とお別れをした。