お星様に助けを求めて
目の前のドアの向こうには、校長先生が。
ちょっと、ドキドキしてる…
そんな私の代わりに、菜穂がドアを開けてれ、待っていたのはのんびりとしている校長先生。
久しぶりだぁ…
「こんにちは。」
「いらっしゃい。
待ってたのよ、いつかな?って。」
校長先生の目線の先にはニコニコ笑う、聖。
これが、やっぱり可愛いんだよね~
「可愛いね、お名前は?」
「聖って言います。」
「そっか。
あ、立ってないで、座ってね。」
そう言われ、ふかふかなソファーに校長先生と向かい合って座る。
親切に紅茶も出してくれて、話は弾む。