お星様に助けを求めて
新たな出会い
あの日から2年経ち、今年も光聖のお墓参り。
やっぱり涙が…
「君、泣いてるの?」
まさかのまさか、ここに人が来るなんて。
タイミング悪いよ。
泣いているときになんかに…
「あなた、誰?」
涙が溢れていたけれど、今は突然の人に驚き、涙は止まっていて…
「俺?窪田泉(クボタイズミ)」
「クボタイズミ…」
そう名乗る彼をしっかり見た。
「私は…西木戸和歌。」
ちょっと軽い人なのかな?と正直、そう思った…
でもこれが、泉との出会いだった。