お星様に助けを求めて

あ…
時間だ。


この時間になると、いつもは思い出さないのに思い出す。

あの光景。
光聖が、目の前で死んでしまったことを…


いつも、耐えられなくて。
泉が居た時は何とか、泉に支えて貰って大丈夫だった。

意外に泉の存在って大きかったって、最近思う。
でも聖に辛い思いさせたくないからね。


お父さんがいなくて…
ごめんね。




光聖。

こうせぃ…

光聖!!


やっぱり、私には光聖しかいないんだよ…?

なんでおいって行ったの?
なんで、なんでよ!

今更、だよね…
ごめんね、光聖…
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