お星様に助けを求めて

『告白するなら、赤いバラ。しないなら、白いバラ。
…さぁ、どっちだ!?』


司会がそう言うと、光聖はバラを選び始めた。




『では、バラを上に上げてください!!』


皆が、ゴクりと唾を飲み込んだ。
皆って言っても、女子だけ…ではなく男子もみたい(笑)




「俺は…こっち」

と言いながら、上にあげた。
…白いバラを。

そして、極上の笑顔をしながら。



「「「「「キャーーーーーーーーーーーー」」」」」




周りは五月蝿い、騒いでる…

何故か、私は無意識の内に走っていた。
その場から、逃げるように……
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