お星様に助けを求めて
何を期待してたんだろ(笑)
光聖は私のこと、何にも思ってないのに。
だから振られたのに…しかも輝彦くんと付き合ってるのに。
もしかしたらって…
そんなことばっかり考えて、こんなことになるのは予想していなかった。
「っ…和歌…!」
今…幻聴が(汗)
私に可笑しくなっちゃったのかな?
でも、聞き間違えるはずがない。
低くて綺麗な声…それは勿論
「光聖…」
「和歌、久しぶり。」
やっぱり、光聖…
眩しすぎる優しい笑顔は、前と変わらない。
でも、今更何なの。
「なんで、泣いてる?
和歌、瀬戸と付き合ってるんだろ。
そいつと何かあったか?」
輝彦くんと付き合ってること知ってたんだ、光聖…
でも、輝彦くんは関係ない。